生活、音楽、吉井さん
Memorys of THE YELLOW MONKY TOUR 2024/25 ~Sparkleの惑星X~ 1/8 名古屋国際会議場センチュリーホール
BLOCK.2初日、11月ぶり再びのセンチュリーホールだよ!
「Xにすげぇぞすげぇぞって書いといて!」と吉井さん言ってたのでSNSで発信していない私はブログに書いとくわね笑。コンテンツをすべてチェックしてるオタクならメニューの予想はついてると思うけど、好みドンピシャの方は相当うれしいはず。....名古屋はたまたま、ガチオタ勢が多くなかったのかな?笑
雨だった11月と打って変わって晴々とした新春の1月。冬至も過ぎまだギリギリ明るさのあるうちに到着できたので、先に写真だけ撮っておこうと暖かい車内から思わずコートを着ずに外に出たらさすがに凍えた。でも例年に比べると今年ってそこまで極寒じゃないよねえ。
スルスルと順調に着席した今回のお席はヒーセさん側、1階ほぼ最後尾。はい、前回「1階の後方とかになるより」の1階後方でした。まさかの伏線回収するというなんて出来すぎたストーリー笑。とはいえね、中央ではなくサイドの3つしかない席の通路側だったから、角度的にも非常に見やすく大変快適でした。ありがとうございます。音も聞こえ方のバランスがよくてクリアに聞こえたし、きっとPAさんの腕がよかったのでしょう。客入れBGMもShazamが認識できるくらいでミッシェル・ポルナレフのFame a la Modeとか流れてましたわ。名前しか知らないけど。
そうそう、武道館のときって、結構開演時間押してたよね...?(腕時計なかった)LV組だったから全然中継繋がらないなあって思ってたけど、今回は割と時間通りでした。
ではこの先いきなりセットリスト出してます!
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THE YELLOW MONKY
TOUR 2024/25
~Sparkleの惑星X~
2025.1.8 wed.
名古屋国際会議場センチュリーホール
BLOCK.2
セットリスト
SE考える煙
1.復活の日
2.SHINE ON
MC
3.See-Say Girl
4.嘆くなり我が夜のFantasy
5.イエ・イエ・コスメティック・ラヴ
MC
6.ヴィーナスの花
7.サイケデリック・ブルー
8.ドライフルーツ
MC
9.争いの街
10.ソナタの暗闇
11.罠
12.熱帯夜
13.ラプソディ
14.LOVE COMMUNICATION
15.Make Over
アンコール
16.Kozu
メンバー紹介
17.BURN
19.未来はみないで
開演前に双眼鏡のピントを合わせがてらステージを見たとき、吉井さんのマイクスタンドが中央になかったのよね、あれ?と思ってたらハンドマイクで復活の日ですよ!BLOCK.1本編最後の曲、こういう粋なことするの大好きよ。で、和ちゃん黒×白のストラト?掛けてSHINE ON。この2曲はこれまでライブで何度か聴いてきたけれど、もしかしてと私は気づいていた。吉井さん、今日声めっちゃ出てない....!?高音にグンと上がるところはまだ厳しそうだけど、それでも今までと比べものにならないくらい調子のいい日が来たのがもう私はうれしくてうれしくて。でも誰にも伝えられないから心の中でひっそり思い続けていたら、最後Make Overの前に一言、個人的なことですがと断ってから、今日は声がよく出ていて自分でもびっくりしている、今日が誕生日のデヴィット・ボウイの力かなって。そう言った吉井さんの今日の衣装は、30周年のナゴヤドームでも着ていたボウイ様と似たあの水色のセットアップだった。
フィクションじゃないんだよこの話。泣けちゃうよもう。(※と思ったら今回は淡いグリーンでした笑)ブラウスは私が武道館のとき絶賛していた淡いピンクのブラウスで、正直あのナゴヤドームの時のビジュアルより遥かに今回の方がよかった。髪だよ髪、やっぱ髪なのよ(うるさいな)。パステルカラーの衣装でヒラヒラと舞い踊る吉井さんは尊く、存在を認識している現状に幸せしかなかった。ああ、わたしって、オタク。
今日は名古屋らしいメニューだと話しつつ、ポップなイエローモンキーの世界をお見せしましょうと支配人のように案内された1曲目はSee-Say Girl!11月のMCから察するにこういうことかな?と半信半疑だったところ、武道館後のサンキューメッセージで完全に把握。はい、「BLOCK.1がジャガーなら、BLOCK.2はsmileです!」と吉井さんが言ったのはイエイエが終わった後MCで。シングルの嘆くなりは会場もぶわっ!と盛り上がって、ソロでもやってきた曲だから私もあのギターが鳴った瞬間はもう反射的にキャー!って声出てたなあ。イエイエはファンミで聴けていたからノリは完璧だったはず!なんだけど...
私、吉井ソロ強火オタの自覚はあれど、モンキーの再集結前のリリース曲はライブで聴かないとなかなか覚えられないという...これはもう好みの問題なのでしょうがない。ごめんなさい。そういうわけなので予習はしていたんだけれど、まだライブで聴いたことのなかったsmileの曲には反応が鈍かったのは確か。でもそんなの前からだし私一人がそうだったとしても問題ないはず、と、思っていたんだけど...。争いの街とか、曲の前に吉井さんが久しぶりにやるから緊張してますって言ったときはワッてなってたけど、バラードとはいえ音が鳴った瞬間お~~~!!っていう思わず漏れちゃった声もなく静かすぎたのはなんとなく気まずかった。そしたらすかさずサンキューメッセージで言われちゃったもんね(おもしろおかしくね笑)。演奏は初日とは思えない完成度だったから、そりゃ年始から鬼リハしてたのに反応薄いとやりがいがないって言いたくもなるよなあと。お客さんに正直なのが吉井さんだし、それを真に受けて気にするのが私だよ笑。そのせいか煽りもちょっとオラついてたのはそれはそれで良きでしたけども。←
今回は確かサイケデリック・ブルーの前に鶴ちゃんのピアノのソロがあって、鶴ちゃん節炸裂のジャズテイストなアレンジが秀逸だった。メンバー紹介のとき吉井さんも褒めていたよ!このサイケデリックの裏打ちリズムの流れでそのままドライフルーツに移行したのがなるほどお!と思った。ドライフルーツ大好きだからもっとフー!とか言いたかったんだどここもなんか大人しかったねえ。私の中ではドライフルーツはBalloon Balloonと同じカテゴリーなんだけど、久々にBalloon聴いたら「秘密の鍵をひねってしまえば この世界は僕たちだけのもの」そう!鍵が出てきてたんですねえ!ドライフルーツでは「鍵掛けられた 鍵穴どこだ?」と完全に拒否られている真逆なところがおもしろい。さらに、吉井さんとモンキーのサイトには歌詞のキーワード検索がついているので(天才)、「鍵orカギ」で検索するとモンキーの曲は数曲出てくるのに対し、ソロでは煩悩コントロールの1曲だけだったのが意外だったりして。...っていう風に詳しく突き詰めれば「吉井和哉の詞における“鍵”のメタファーとは」、なんていう論文が書けそうな気がしてくる。
争いの街のあと、本編ラストにかけての怒涛の展開は熱かった!吉井さんSHINE ONと争いの街以外、ラブコミまでずっとハンドマイクで動きながら歌うから相当パワー使うだろうと思う。MC中、引き伸ばしてないよ?なんていうところもあったりして笑。いいよいいよなんなら椅子に座りなよ!ってそりゃだめか笑。みんなの衣装を見て、色合いが「おせちみたい」とか言い出すところもまたかわゆし。自分のはかまぼこみたいじゃない?って。うん、そうだね和ちゃん(忖度)。
罠の前で、この曲が出来た時本当にそう思って作りましたと曲紹介したのが新しかったり、ラプソディは11月からすっかり進化して、武道館で「~です♪(語尾上がり)」って入れるアドリブ聴いたときは笑ったなー。武道館はだいぶはしゃいでて大事な「仏様」を「お釈迦様」って言っちゃったりしてご愛嬌だったけど今日は大丈夫でしたよ。間の熱帯夜は会場内の盛り上がりも最高潮で、私は急に泣きそうになり情緒不安定。まだ吉井さんと出会った当初の2012年12月、高松で見た熱帯夜の記憶がフワッと蘇ってきて、約12年前と今が重なったときのエモさたるや。そうか、私がホールで熱帯夜を聴くのは本当にあの日から今日まで機会がなかったんだ。それはあの日から歩んできた年月が一気に駆け巡るのも無理はない。私でこんななのに、発売当初からずっと一緒にここまで来た人は果たして立って帰れたんだろうか。感受性強いオタクのみなさん、さあこの手を取って!(誰だよ)
最近アンコールは白シャツのエマさん、メンバー紹介ですかさずセクシーですねとコメントするさすがエマオタの吉井さん。ヒョウ柄だったヒーセさんにはもはやヒーセ柄、ヒー柄と新しい語録が誕生。武道館に引き続きデザイン性のあるベストだったアニーさんにはもっと早くそういうの着ればよかったのにって。ヒーセさんから吉井さんへは、今日も元気です!と、今はそういう言葉が一番安心します。わかってるねオヤビン!(吉井さんはアニキ!と言っていた)
最後の曲はメンバーみんなで決めました、と未来はみないで。バラ色がないのも予想外だったし、未来はみないでだったのも予想外だった。吉井さんは、「ここからスタートして全国周りながらぶちかましてくるので、また名古屋に来るまでみなさんもがんばってね、自分達ももっと強くなります。この先もいろんなことがあると思うけど、乗り越えていってまたライブ会場でお会いしたいです」そんなうれしい言葉を残していってくれた。個人的にはまた吉井さんから「ぶちかます」というパワーワードが出たことがうれしくて、割と前後を忘れちゃったのでさっきの言葉はだいぶ意訳です笑。
BLOCK.1とは全く違う世界で共通していたのは、見えない引力で引き合うような心地のいい時間。吉井さんには「1よりさらに激戦の2を勝ち抜いてきたみなさん、3とファイナルは取れないかもしれません、うまいこと出来てるんだって!」なんてイジワルなことを言われたけれど笑、ありがたいこと3の名古屋はもう取れているのだよフフフ。これでファイナル取れなかったらキツいわぁ...でもさすがにありえそう。
とにもかくにも、BLOCK.2のスタートを切ったチームTYMを、ちょっと控えめだったかもしれないけど...無事に送り出せたと思うので、倉敷までもっともっと盛り上がっていきますように!頼んだよsmile強火オタ!でもね、ライブで聴けたからこそ思い入れることだってあるから、やったかいがないだなんて言わないで?大好きなマリーに口づけが聴けなかったのは心底悲しかったぞー!!またいつか!!!
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