大人買い

夏目友人帳は私が今でも唯一買っている連載中の漫画だけど、22巻より先を買うのを後回しにしていたら、月日の流れとは恐ろしいもので気がつけば実に9巻も溜めてしまっていた。


その間引っ越しがあったりして、何度かもう手放そうかと考えたこともあったが、これだけは手放しちゃいけない気がしてこの度やっと揃えることが出来た。大人買いって気持ちいい！（中古だけど）あと2巻は新品を買ってくるつもり。


アニメがちょうど20巻あたりまで放送されていて、16巻までは実家にあるし、Netflixで一気見出来ておさらいも完了。やっぱり夏目はいい。


本来人間には見えないはずの妖を通して、見えない大切なものを描くストーリーは、私の心の琴線に触れるものがあることを改めて感じた。


例えば17巻第六十八話（アニメは睦の8）「いつか くる日」の最後の夏目のセリフ、

おれもいつか
別れにおびえることより
一緒にいられることを
想えるように
なれるだろうか

全私が泣いた。


INFJ及びHSPはこの漫画のどこかしらに胸打たれること間違いなし。そういえば夏目って、一見大人しそうで相手優先、困ってる妖を放っておけないやさしさと友人帳を受け継いで名を返しながら大切なものを守ろうとする強い正義感...もしや夏目もINFJか...？


いや最近つい勝手に考察してMBTIを探ろうとする癖が...全て私の妄想です。


最後まで見届けたい物語。ああ、こんなに好きなのにこんなに溜めてしまって私はどうしようもないな。どうしようもないけど今の熱量で9巻も新しい話が読めるのは最高です。最新刊まで楽しみながら追いつきます！緑川先生大好き！